出典:Photo credit: Sicnag on VisualHunt
めずらしい車
最近ホームセンターの駐車場に「ベレG」が駐車しているのを見かけました。
「ベレG」とは「いすゞ自動車」が昭和49年(1974年)まで販売していた車で、クーペモデルの「ベレット1600(1800)GT」の通称です。
「めずらしい車だ、実物を見るのは何年ぶりかな?」と思いながら、しばらく見ていました。
見かけることがめずらしい理由
「ベレG」のことを調べてみると、販売終了から48年もたっていることと、生産台数が17439台と乗用車としては少ない方だったのです。
もし仮に50年近くたった現在でも1割の「ベレG」が残っていたとしたら、約1700台が残っていることになります。
しかし、輸出もしていたでしょうから、日本に残っているのはもっと少ないと思います。
だから、見かけることがめずらしいのだと思うのです。
古い感じの車だと思っていた
私が車に乗り始めたころ「ベレG」は「古い感じの車だ」と思っていました。
なので、興味はありませんでした。
そして、そのころの私はマツダの「サバンナ」(クーペモデル)を購入しました。
当時は「サバンナ」の形を気に入っており、今でもカッコ良いと思っています。
最近の車と比べると...
私が車に乗り始めたころと比べて、最近の車は同じような形の車が多いと思うのです。
どの自動車メーカーも燃費の良い車を作るために、空気抵抗の少ない形になるように設計しているのだと思うのです。
それでどのメーカーの車も形が似てくるのだと思うのです。
ただ、燃費が良いのは良いことだと思うのですが、私には個性のない車にしか見えないのです。
それに比べて「ベレG」の丸い四つのヘッドライトや少し後ろが下がった形など、とても個性的に見えるのです。
新鮮な感じさえします。
見ているだけで癒される感じがするのです。
良く見かける旧車
「ベレG」と同じ丸い四つのヘッドライトの旧車で良く見かけるのが、「ハコスカ」と呼ばれている、日産自動車の3代目「スカイライン」です。
「スカイライン」は人気があり、3代目の「ハコスカ」は特に人気があります。
なので、古くても数多く残っているのだと思うのです。
私の通勤途中にある駐車場にもいつも「ハコスカ」が止めてあります。
「ハコスカ」については、私の妹が購入したことがある車なのですが、運転免許を取得する前(仮免)だったので、
妹が運転免許を取得するまで私が乗っていた過去があります。
個性がある旧車が良いと思う
個性のある車やめずらしい車に乗りたいと思う人も、少なからずいると思うのです。
それには今の車には無い個性がある旧車が良いと思うのですが、ただ、古い車は故障する確率が高いと思います。
しかし、今の車より構造がシンプルなので修理できないということは無いと思います。
個性的な車が欲しいと思う人は「ベレG」や「ハコスカ」のような、旧車で癒されてみてはどうでしょうか...
文章:エムユー