最近、モバイルバッテリーの重要性を痛いほど認識しているため、もっと大容量の物を買いました(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。
僕は、利便性を考えて、スマホを2台持っているのですが、サブ機の方に「モバイルICOCA」を導入すれば捗るんじゃね? とか思った今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の記事は、「島根県へ!(後編)」とかいった話です。
前回までのあらすじ
さて。前回は、出雲大社への参拝について書かせて頂きました。
体感的には、伊勢の神宮よりも参拝客が多かったです。
敷地面積の差はありますから、仮に正確にカウントしたなら、やはり伊勢の神宮の方が多いかもしれない。
しかし、「一つのお社に、100m以上の行列」というのは、どう考えてもおかしいでしょう。
とにかく、出雲大社を離脱後、松江市の「美保神社」へ向かいました。
何も食えない!
ところで、出雲と言えば、出雲そばとぜんざいですよね。
ちなみに、「ぜんざい」は出雲の地が発祥で、名前も、「神在(じんざい)」が語源らしいです。
有り難い名前のスイーツですよね。
ただし、今回の旅行では、そのどちらも食えませんでした。
出雲大社の門前には、「神門通り」という、みやげもの店などが立ち並ぶ道があるのですが。
どこもかしこも、とんでもない人だかり!
時間に余裕がなかったこともあり、スルーせざるを得ませんでした。
事前に、「地元民おすすめ」の、出雲そば屋とぜんざいの店を調べておいたのですが。
移動のことも考えると、なおのこと食えなかったという。
いざ、松江へ! しかし!?
次の目的地は、松江市にある「美保神社」。
こちらは、全国の「えびす様」の総本宮。
出雲大社は、「だいこく様」であり、古来より、「両参り」をするとさらによいとされています。
スマホの地図アプリで調べた結果、出雲大社から美保神社までは、片道約3時間とのこと。
まあね、同じ島根県内でも、美保神社がある美保関って、端っこの方ですからね。
出雲大社から、一畑電車に乗り、「松江しんじ湖温泉」駅へ。
そこから、バスを乗り継ぐはずだったのですが……あろうことか、乗るバスを間違えた!
気付いた時には、既に遅かった。
誤って到着してしまった、JR松江駅で一人途方に暮れてしまいました。
まさか、ここまで来て、美保神社を諦めて引き返すわけにはいかない。
山陰地方って、車社会なんですよね。
なので、バスのダイヤがスカスカ。
意味するところは、バスが一時間に一本なんていうのは、ザラなのです。
イコール、次のバスを待った場合、既にチケットを買っている、帰りの飛行機に間に合わない。
とりあえず、というのも変な言い方ではあれ。
どのみち、帰りは松江駅から、特急「やくも」で、出雲市駅まで戻ります。
なので、松江駅の券売機で、乗車券と特急券を買っておきました。
しかし、バスに乗れない以上、どうやって美保神社まで行くか?
選択肢は、なかったです。
意を決した僕は、松江駅から、タクシーに乗りました。
目的地までは、一時間とのこと。
美保神社に着いた!
タクシー代のことは、あえて考えないようにしました。
とにかく、美保神社へ到着!
帰りをどうしようか?
タクシーの運転手さん曰く、流しのタクシーなんか通らないとのこと。
実際、そういう場所に鎮座していました。
バスは不安だったため、運転手さんに、駐車場で待っていてもらう事に。
こちらが本殿。全国のえびす様の総本宮にしては、慎ましい構えです。
境内には、摂社や末社もないため、参拝自体はすぐに終わりました。
ただ、御朱印を頂くのに、15分ほど待ちました。
この美保神社、場所が港の近くで、かつ、えびす様をお祀りしていると言う事もあり、主に漁業関係者の崇敬を集めているそうです。
また、ご祈祷目的の方が多いらしく、僕が御朱印をもらいに行った折は、なんか埼玉の方からいらしたという方が、ご祈祷の申し込みをしていました。
つつがなく参拝を終え、再びタクシーに乗り、松江駅まで戻りましたが……
……往復でのタクシー代が、2万円を超えましたさ(吐血)。
終わったよー!
タクシーを使ったことで、予想外に時間を短縮でき、松江駅でかなり待ちました。
寒いわ暇だわで、かなり辛かったです。
やがて時間になったので、出雲市駅まで戻り、コインロッカーから荷物を出し、バスで出雲空港へ。
……ストレートに空港まで着いたのはいいとして。
飛行機の時間が結構遅かったため、またしてもかなり待つハメになりました。
空港内で、出雲そばとぜんざいを食わせる店もあったのですが。
そこまでは時間がなさげという、何とも中途半端な。
と、空港内で、ある垂れ幕に気付きました。
そうなんですよ。出雲市自体、めっさ神在月推し。
要するに、「ヘイヘイヘーイ! 観光客カモーン!!」の時期。
別の言い方をすれば、年に一度のかき入れ時なんです。
人が多くて当たり前。
そんな時期に、ノコノコ出かけていったのです。
出雲大社に呼ばれたかもしれないのはいいとして、タイミングが悪かった。
もし、次に再度この地を訪れるとしたならば。
二泊三日ぐらいの予定にはしておかないとな、と思いました。
つうか、出雲そばとぜんざいが食えなかったのが、大変に心残りです。
美保神社へ再訪するにせよ、今度は、タクシーを使うことを前提にした方がいいでしょう。
また、タクシーの運転手さんに聞いたのですが。
(出雲大社とは別に)「縁結びの神」として有名な、松江市の「八重垣神社」にも訪れたい。
ただ、宿泊を伴う旅行というのも、金銭的にキツいです。
まずは、ICOCA一つで行ける範囲を回ろうと思いました。
余談
これを書きながら、「出雲大社と美保神社の、両参りのツアー」というのを、軽く調べてみました。
すると、二泊三日で、あるにはありました。
お値段は50,000円。
移動や宿泊の費用を考えると、結構お値打ちかも知れません。
しかし、ぞろぞろ連れ立っての旅行というのは、僕の性格的に苦手です。
別段豪華なメシを食いたいわけでもないですし、宿泊先で相部屋というのが一番気に入らない。
百歩譲って相部屋をよしとしても、おそらく客室内は禁煙でしょう。
ゆっくりタバコで一服したいのにできない、というのは、かなり辛いです。
なので、多少割高になろうが、自由度の高い単独行の方がいいな、とは思います。
今度は、特急券をネットで買ったら、出発前に、最寄りのJRの駅で受け取っておくことにします。
まだまだ続くよ、アラフィフパワースポット一人旅。
んじゃまた。
文章:フジカワ