タイトル画像は、素材サイトからです(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。
この夏の酷暑で稼働させまくったエアコンの、内部の汚れが気になる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の記事は、「お伊勢さんから帰ったよ!(後編)」とかいった話です。
前回までのあらすじ
さて。伊勢参りに関する記事は、まとめて書いています。
なので、前編のURLを引用できません。
が、一応申し上げておくと、これを書いている今から数えて、この間の日曜日と月曜日の連休で、お伊勢さんへ行って参りました。
自宅→伊勢市駅→二見興玉神社→伊勢の神宮の外宮→月夜見宮
このようなルートで行ったわけですが、その時点で体力が尽きた。
よって、予定を変更し、ホテルにチェックインしたのが、1日目。
当初は、伊勢近辺を一通り参拝した後、鈴鹿市の方にある「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」まで行くつもりでした。
しかし、伊勢市から椿大神社までは、片道でも2時間半という鬼畜ぶり。
これは、無理だ……と、ホテルにチェックインした時に思いました。
2日目の朝、倭姫宮!
バチクソに疲れている状態でありながら、なんか全く眠れませんでした。
ただ、致命的でもなかったので、ホテルで朝食を済ませて、チェックアウト。
まずは、昨日引き返せなかった、月夜見宮まで、再度。
御朱印だけもらうのはどうなの?
そう思い、一度参拝はしましたが、もう一度やってから、御朱印を。
月夜見宮を離脱後、倭姫宮(やまとひめのみや)まで向かいました。
……バス停から、めっさ歩きました。
この、倭姫宮。
ご覧の通り、皇大神宮(伊勢の神宮の内宮)の、別宮です。
事前に調べたはずの、各御祭神のご利益等、もうすっかり忘れていました。
やはり離れた場所にあるせいか、参拝客はすごく少なかったです。
とにかく、参拝の後、御朱印をもらって、離脱しました。
猿田彦神社&佐瑠女神社!
倭姫宮から、次はバスで猿田彦神社へ。
「道開きの神」として崇敬されている、猿田彦大神(さるたひこおおかみ)が御祭神です。
ここは、それなりに有名であり、なおかつ、伊勢の内宮からさほど離れていないせいか、他の参拝者も割と多くいました。
境内の写真です。
中央に見えるのは、方位石と呼ばれるもの。
上から見ると、こんな感じになっています。
決まった順番で触れると、ご利益があると言われています。
僕は、仕事運が開けるような順番で触りました。
でもって、こちらが、同じ敷地内に祀られている、佐瑠女(さるめ)神社。
芸能の神として名高い、猿女君(さるめのきみ)=天鈿女命(あめのうずめのみこと)が御祭神です。
周囲ののぼりには、参拝に訪れた著名人の名前が入っているのですが、すごい。
EXILE、南海キャンディーズ、湘南乃風、新海誠(敬称略)etc.
どうやらマジで、芸事関係にご利益がある様子。
先述の、鈴鹿市にある、椿大神社。
実はそこも、御祭神は、同じ猿田彦大神と、天鈿女命だったりします。
(天鈿女命については、やはり同じ敷地内の、「椿岸神社」に祀られているのですが)
僕は「書く人」なので、それも芸事ではある。
なので、天鈿女命には、あやかりたい。
そんなわけで、こちらにも参拝した後、御朱印を2箇所分と、お札を授与してもらい、ついでに絵馬も奉納しておきました。
試しに、おみくじも引いたのですが、小吉でした。慎ましい。
神宮の内宮!
猿田彦神社を離脱後、バスで神宮の内宮へ。
雨天で、この人出です。
少し緊張しつつ、鳥居をくぐりました。
くぐる前と後での、肌に感じる空気感の違いは、やはり確実にありました。
んで、内宮は全部回って90分とのこと。
モデルコースのマップを、今度は全部回ったのですが、時間を測ったわけでもないにせよ、それほど長くは感じませんでした。
内宮(皇大神宮)の御祭神は、日本の最高神である、天照大御神です。
日本人の、総氏神様。
そりゃあみんな、「一生に一度はお伊勢さんに!」って思うよ。
和魂(にぎみたま)を祀る正宮では、日々の感謝のみを伝えるのが正しいとのこと。
代わりに、荒魂(あらみたま)を祀るお宮では、個人的な願い事をしてもいいらしい。
その通りに、祈りを捧げました。
伊勢うどん!
内宮離脱後、時間は昼頃でした。
とても腹が減っていました。
内宮を出てすぐの所から広がる、おはらい町。
要するに、飲食店や土産物屋などが密集している界隈です。
メシを食えるところも、多々あります。
空腹は判断力を鈍らせるのでしょうか?
「松阪牛のローストビーフ丼(約3,000円)はどうだ!?」
とか思ったんですが、思い直して、パッと目についた、伊勢うどんの店へ。
シンプルイズベスト、を体現したような見た目。
食ったのですが……
「コシがあるのが讃岐うどん、コシがないのが伊勢うどん」です。
「これは……うどん、なのか!?」
一応うどんにうるさい関西人としては、妙にもやっとしました。
いや、不味くはなかったのですが。
月読宮!
うどんを平らげ、おはらい町を抜けた辺りに、バス停がありました。
じゃあ、これで伊勢市駅まで戻るか?
そう思っていましたら、近くに看板が。
行けるなら行きたいと思っていた、月読宮(つきよみのみや)が近いとのこと。
じゃあもう、行ってしまえ! と、月読宮(の近く)行きのバスに乗りました。
到着。ここも、ご覧の通り、皇大神宮(内宮)の別宮です。
しかし、知名度が低いせいか、他の参拝客はほとんどいない。
つうか、僕だけでした。
御祭神は、月夜見宮と同じ、月読尊。
なのですが、こちらには、「国産みの神」、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と、伊弉冉尊(いざなみのみこと)のお宮もあります。
参らない手はない。
バシッと参拝し、御朱印をもらって、離脱しました。
台無しにしてやる!
そんなわけで、バスで伊勢市駅に戻り、近鉄特急で大阪難波まで帰りました。
難波に着いた頃、時間は16時前後。
昼飯に、伊勢うどん一杯しか食っていなかったために、またしても腹が減っていました。
いっちょ、台無しにするシメを食べたいな?
そう思い、難波駅界隈にある、バー○ーキングへ。
マッシュルームワッパー、美味しゅうございました。
まとめ!
かくして、初のお伊勢参りは終わりました。
特に、何らかのスピリチュアルな体験をした! というわけでもないです。
ただ、「気分転換」という意味においては、大変有意義でしたね。
今回行きそびれた、椿大神社含め、他にも行きたい神社はたくさんあります。
まさか僕も、次の週末にすぐさま! などとは考えておりません。
しかし、暇があるときに、ボチボチお参りしたいな、と思いました。
なお、2日間のトータルで、約35,000歩も歩きました。
……疲れるはずだよ。
僕はたまたま近畿在住で、伊勢市までは、さほどの手間でもありませんでした。
でも、たとえ遠くにお住まいであっても、わざわざ行く値打ちはあるよね?
それが、率直な感想。
「困った時の神頼み」
それでも、「頼める神様」がいらっしゃることは、ありがたいとは思いませんか?
んじゃまた。
文章:フジカワ