実はひっそりとYouTuberデビューしたのですが、最後まで動画が観られていません(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。
観光地の自動販売機には、商品名を英語で併記してあるものがあるのですが、「おしるこ」が、「レッドビーンズ・スイートスープ」であると知って「へえ!」と思った今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の記事は、「貴船神社へ!」とかいった話です。
週末の有効活用
さて。これを書いている今から数えて、この間の日曜日の話です。
我が家的にも特に用事はないとのことで、親の確認を経た上で、またしても出かける事にしました。
と、申しますか、ひねもす家でじっとしていると、大変もったいない気がするという、どこか貧乏性的なアレ。アレって何だ。
とにかく、前々から行きたかった、京都の貴船神社まで行くことにしました。
自宅から、阪急京都線で「烏丸」駅まで出て、そこから地下鉄で「国際会館」駅へ。地下鉄を降りれば、「叡電貴船口」までのバスと、さらにそこから「貴船」行きのバスに。
5分程度で着く「貴船」のバス停から、貴船神社までは、すぐです。
余談ですが、「叡電貴船口」から「貴船」の間を走るバスは、京都バスなのは確かなのですが、小型の車両でした。
そりゃね、道中の道幅が狭かったですからね。
小規模?
とにかく、まずは本宮へ。
同じ「貴船」という漢字で、バス停が「きぶね」なのに、神社は「きふね」である不思議。
は、どうでもいいとして、こちらの御祭神は、少し前に訪れた、奈良の「龍穴神社」、及び、「龍鎮神社」と同じ、「高龗神(たかおかみのかみ)」。
雨や水を司る、龍神様です。
ただ、御神徳としては、「所願成就、えんむすび、運気隆昌」となっています。
こちらが本殿。割と慎ましい構えです。
この貴船神社、三つのお社から構成されています。
本宮、結社(ゆいのやしろ)、そして、奥宮。
それぞれのお社は少し距離が離れており、だいたい5分ほどずつ歩く必要があります。
本宮から奥宮へ向かう途中にある、結社の拝殿がこちら。
ここのみ、御祭神が、磐長姫命(いわながひめのみこと)です。
平安時代、女流歌人である和泉式部が、夫との関係に悩んでいたところ、ここへ参拝したことで関係が修復された、という故事があり、「恋の宮」とも呼ばれているそうです。
結社から、また5分ほど歩いたところにある、こちらが奥宮。
御祭神は、本宮同様、高龗神(たかおかみのかみ)。
以前も触れた、「日本三大龍穴」のうちの一つがある場所です。
なんかいる?
これが、龍穴の上に建てられたという、奥宮のお社。
神社自身が、「御神気溢れる」と謳っているだけのことはあるのでしょうか、この辺一帯、空気感が明確に違いました。
具体的には、「何かがいる」雰囲気。
それも、人ではない、高次的な「何か」の。
悪い意味ではないのですよ。
むしろ、「分かりやすい御神気」とも言える。
ただ、その「力」が強すぎるせいなのか?
理由は不明なのですが、個人的には、やや落ち着かない感じもしました。
イマドキの神社
三ヶ所全てでの参拝を終え、もう一度本宮へ戻りました。
御朱印とお守り、そしておみくじを引くためです。
頂くべきものは、ちゃんと頂けたのですが、軽く驚いたことが。
それは、社務所での初穂料のお納めが、キャッシュレス決済対応だったこと。
しかも、境内には公衆Wi-Fiまであり、なんなら、そのSSIDが「POWER SPOT」で、「えー」と思いました。
ちなみに、この貴船神社のおみくじですが、水に浮かべると結果がにじみ出るという、ちょっと変わり種。
ちなみに僕の結果は「吉」でした。よい。
それもそれでいいのですが、おみくじの紙にはQRコードがあり、スマホで読み取れる仕組みに。
イマドキだ! つか、やはり、外国人観光客に、バッチリ対応している!
実際、参拝客の中には、結構な数の、外国人の方が居ましたからね。
……貴船神社って、京都のかなり奥まったところにあるんですよ。
にもかかわらず、少なくはない外国人観光客の方々が。
確かに、「穴場的観光スポット」と言ってしまえばそれまでなのですが。
神聖なる神社がそれでいいのか? と思いかけて……
僕達日本人も、海外の宗教的な「聖地」と呼ばれる場所へ、物見遊山に行くことも多いのですから、人のことは言えねえな、と、思い直しました。
帰途へ
帰りは、「叡電貴船口」のバス停側にある、叡山電鉄の駅から叡電に乗って、「出町柳」駅までのんびり出て、そこから京阪で「祇園四条」駅へ。
少し歩いて、阪急電車の「京都河原町」から、最寄り駅に戻りました。
なお、既に夕方も遅い時間だったため、またしても適当な居酒屋に入って、一人で「ウェーイ!」してから帰宅しました。
まとめですが、さすがは「日本三大龍穴」のうちの一つと言うべきか、先述の通り、明らかな御神気を感じられたのが良かったです。
この空気感の違いを、海外の方も感じるのか? は分からないのですが、「穴場的観光スポット」には、なってもおかしくないな、とは思いましたね。
来週の予定は、まだ決まっていません。
「元伊勢」と呼ばれる神社へ参拝したいのですが、まずは、体力と相談ですね。
嗚呼、アラフィフの悲哀。
んじゃまた。
文章:フジカワ