幸せ

出雲大社へのお大尽な旅(前編)

Q:ただ働きをさせられた場合の、可愛らしい怒り方を考えなさい。

A:「ムキュー!(無給!)」

(挨拶)

と、いうわけで、フジカワです。

神社仏閣巡りに精を出すのはいいとして、ICOCAで行ける範囲に絞った方がいいと思った今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回の記事は、「島根県へ!(前編)」とかいった話です。

そうだ、出雲、行こう

さて。以前より申し上げておりましたが、これを書いている今から数えて、先週末、島根県の出雲大社へ行って参りました。

ただ、様々な想定外が発生し、かつ、結構な悔いの残る旅となりました。

行程は、自宅から新神戸まで出て、そこから新幹線で、岡山へ。

その後、特急「やくも」で、出雲市入りする、というものでした。

新幹線のチケットと、特急券は、事前にネットで予約・購入しておりました。

新幹線は、チケットレスなので、問題はない。

しかし、特急券は、まだ引き換えをしていませんでした。

はい、ここ重要。覚えといてくださいね。

阪急電車と神戸市営地下鉄を使って、新神戸駅まで出ました。

そこで、特急券の引き換えをしようと思っていたのですが……

券売機には、長蛇の列!

律儀に並んでいては、新幹線を乗り過ごします。

仕方ないので、岡山駅できっぷを引き換えるべく、まずは新幹線に乗りました。

そして、岡山駅。

きっぷの引き換え機には、人は並んでいなかったのですが、ここで、猛烈にトイレに行きたくなった!!

慌ててトイレに駆け込んだのですが、きっぷを受け取る暇が無く、あろうことか、特急に乗れませんでした。

ぐぬぬ、見事にきっぷ代が無駄に。しかし、どうしようもないために、当日のきっぷを買い直すことに。

しかし、1時間後の次の便は売り切れ。

選択肢がなかったため、2時間後の便を押さえました。

……岡山駅の中で時間を潰すの、すんげえしんどかったです。

また、あと1本ずらして、3時間後にしたならば。

岡山駅に近い、「玉井宮東照宮」という別の神社にも行けたのですが、リサーチが足りませんでした。

何はともあれ、特急「やくも」で3時間。出雲市駅には16時過ぎに着きました。

すぐさま、出雲大社へ向かいたかったのですが、ちょっと待った。

旧暦の10月、つまり、まさに僕が行った時期は、出雲では「神在月(かみありづき)祭」の時期です。

もしかしたら、今の時期は、参拝時間等が変わってるかも? と思い、ネットで見てみると。

摂社の一つである、「素鵞社(そがのやしろ)」が、「16時30分まで」となっている。

出雲市駅から、出雲大社までは、30分ちょっとかかります。

それに、最初に「稲佐の浜」へ行くことを考えると、なおのこと間に合わない。

迷った結果、その日はホテルにチェックインし、出雲大社へは翌日に向かうことにしました。

神在月の罠

そして、翌朝。

どうでもいいのですが、ホテルの枕が硬すぎて、寝たんだか寝てないんだか、よく分かりませんでした。

しかも、ホテルの無料サービスの朝食が、あまり美味しくない。

でも、無料のものに文句を付けるのは違うでしょう。黙って食って、チェックアウト。

大きな荷物を出雲駅前のコインロッカーに預け、出雲大社行きのバスに乗りました。

ドチャクソにバスが混んでいた時点で、嫌な予感がしたのですが、まあ気にしないで。

……は、いいとして、道中、妙に腹が痛くなってきました。

出雲大社の正門前で下車したのですが、トイレに!! 行きたい!!

運良くバス停の近くにコンビニがあったので、駆け込んだのですが……並んでいる!!

ヘルプ!! ヘルプミー!!

(大いなる略)

ふー、軽い致命傷で済んだぜ! ドチクショウ!!

気を取り直して、稲佐の浜へ歩いて行きました。

正門前から、道なりに歩いてだいたい15分ほど。

この浜辺の砂をすくって、出雲大社の(前述の)素鵞社の裏手の砂と交換すると、お守りになるとのこと。

ただ、扱いに困るため、僕は、右手奥に見える「弁天島」に手を合わせたのみで、砂を取るのは省略しました。

そして、正門。

鳥居をくぐった直後、僕は「うわあ」と思うことになります。

人が多い!!

作法として、本殿に参拝する前に、身を清めるために拝むべき、「祓社(はらえのやしろ)」というお社があるのですが。

そこには、軽く見積もっても100m以上の大行列が!!

到底、まともに並んでいられません。

「祓社」では、遠くから手を合わせるのみにしました。

でもって、拝殿。

結構な人ですが、まあまあ、それなりに集中して拝めました。

こちらが本殿。

周囲を囲むように、各摂社と、東西の「十九社」があります。

こちらが、その「十九社」。

ここは、出雲に集った八百万の神々の宿泊所だそうです。

神在月の時期は、このように扉がフルオープン。

普段は扉が閉じているとのことなので、これを見られたのは、まあラッキーでした。

本来は反時計回りで本殿を回り、各摂社を拝むはずだったのですが。

僕はちょっと迷ってしまった結果、時計回りで巡ってしまいました。

(各摂社の写真も撮ったのですが、数が多いので、省略します)

そして、ハタと「素鵞社」を見ると!

またしても、鬼の行列!!

ご丁寧に並ぶのは、やはり愚かだと思い、こちらも遠くから拝むのみにしました。

と、申しますか、仮に「稲佐の浜」から砂を持ってきたにせよ。

この行列では、交換するのにどれだけかかるか知れたもんじゃない。

これが、神在月のパウワーか……と、戦慄しました。

その後、社務所で御朱印を頂きました。

余談ですが、出雲大社の御朱印、初穂料が決まってないんですよね。

「お気持ちで」という、何とも曖昧な表示が。

100円とかだとさすがに失礼かだと思ったので、500円納めておきました。

また、おみくじも引いたのですが、結構いい結果が。

ただ、出雲大社のおみくじは、「吉」とか「凶」の判定(?)がありませんでした。

穴場へ行く

出雲大社内を一通り巡った後、事前にYouTubeで調べておいたのですが、穴場的な、あまり人のいないお社(末社)へ向かいました。

こちらが、そのお社。

「命主社(いのちぬしのやしろ)」と言います。

正式名称は、「神魂伊能知奴志神社(かみむすびいのちぬしのかみのやしろ)」。

御祭神は、「神産巣日大神(かみむすひのおおかみ)」。

古事記の最初期に登場する、天地開闢の三柱(造化三神)のうちの、一柱です。

出雲大社の喧噪が嘘のように静かで、落ち着いて拝めました。

また、写真左手の木、地面をわしづかみにしているように見えます。

個人的には「結果を掴む」ように見えて、縁起がいいと思いました。

まだ続くんじゃ

この後、松江市の「美保神社」へも向かいました。

ですが、ここでさらなる罠が待ち受けていたのです。

長くなりすぎるため、まずは「出雲大社編」ってことで、いったん区切ります。

んじゃまた。

 

文章:フジカワ

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