出典:Photo by blue_j on Foter.com / CC BY-NC
なぜ読書なのか?
私の場合は読書と言っても、読むのは雑誌(バイクや車など)ばかりでした。
それで、30歳のころに通勤電車に乗っている時間を有効活用するために、本を読もうと思いました。
そして、本を読むことで、今まで知らなかったことが多いのに気付きました。
知らなかったことを知ることで、今までの考え方を変えることにもなったのです。
キューバ危機を知る
本のタイトルは忘れてしまいましたが、本の中で「キューバ危機」について触れていたものがありました。
「キューバ危機」とは、1962年にソ連(ソビエト連邦)が、キューバに核ミサイル基地を建設していることが発覚し、米ソが激しく対立して、核戦争寸前まで達した出来事です。
当時のアメリカは核戦争も辞さない態度でキューバの海上封鎖を実施し、核ミサイル基地の撤去を迫ったようです。
ソ連が譲歩しなければ戦争になっていたと思います。
ただ、当時は軍事力ではアメリカが上回っていたので、ソ連も譲歩したのだと思います。
キューバ危機を知って考えを変える
「キューバ危機」で、もしアメリカとソ連が戦争をしていれば、米軍基地のある日本も攻撃の対象になったと思います。
日本が攻撃されていれば今の日本とは違った状態になっていたでしょう。
工場なども破壊されて、景気も低迷していたかも知れません。
たまたま日本は、太平洋戦争以後は戦争をしていませんが、世界中から戦争は無くなっていません。
今後日本が戦争に巻き込まれることもあるかも知れません。
世界で起こることを一個人の力で止めることはできません。
そう思うと、小さなこと(女性に振られたこと)に悩んでいる自分が、バカバカしく思えるようになったのです。
ただ、普通に生活できることがハッピーに思えたのです。
違う考えに出会えてハッピーに!
ほかにも、自分の考えを変える本があるかも知れません。
例えば、私の場合は三国志を読んで「三顧の礼」を知りました。
「三顧の礼」とは、劉備が諸葛亮を軍師として迎え入れるために、3度も訪ねたことを表します。
それは、格上(劉備)の者が格下(諸葛亮)の者のもとに幾度も出向くなどして、礼を尽くし物事を頼む、という意味のことです。(成る程と思いました)
通勤時間だけでも良いので、本を読むと、今までとは違う考えに出会えてハッピーな気分になるかもしれませんよ...
文章:エムユー