出典:(C)創通・サンライズ
戦闘シーンで思うこと
「機動戦士ガンダム」や「銀河英雄伝説」など宇宙で戦うアニメを見たときに、よく思うことがあります。
それは、ガンダムなどモビルスーツでの白兵戦や宇宙戦艦が撃ち合うなどの戦闘シーンです。
自由に宇宙を行動できるほどの科学技術が発達している世界で、モビルスーツの白兵戦や日本海海戦のような宇宙戦艦での撃ち合いがあるのか?...ということです。
現代より数百倍か数千倍も科学技術が発達していたとしたら、非現実的だと思うのです。
現代のイージス艦でも200を超える目標を追尾し、その中の10個以上の目標を同時攻撃する能力を持つそうです。
現代よりも科学技術が発達している世界なら数千の目標を追尾し、撃破する能力が100%あるはずだと思うのです。
だから、戦闘は一瞬で決着し、白兵戦や撃ち合いになるのか?...と思うのです。
ロックオンで決まる現代戦
第二次世界大戦では、パイロットが目視で機銃を撃ったり爆弾を投下したりしていましたが、現代ではレーダーで目標を補足し攻撃します。
例えば、1982年のフォークランド紛争では、(フォークランド紛争とはイギリス領フォークランド諸島の領有を巡った、イギリスとアルゼンチン間での紛争のことです)
アルゼンチン軍のシュペルエタンダール攻撃機がイギリスの駆逐艦シェフィールドを捕捉し、エグゾセ空対艦ミサイルを発射、命中させました。
シェフィールドは火災をおこし、その後沈没しました。
このように、目標を補足(ロックオン)し攻撃するのが現代戦です。
科学技術の差で勝敗が決まるのでは!
ただ、現代よりも数百倍あるいは数千倍も科学技術が発達している世界なら、ロックオンを避ける技術があるかもしれません。
しかし、それを破る技術もあるでしょう。
結果的には、高度な科学技術を持つ方が勝利するのだと思うのです。
だけど、ガンダムとザクやドムとの白兵戦が無いアニメでは面白くないですよね!
深く考えずに見た方がハッピー!
科学技術が発達しているから、白兵戦はないだろうとか、そもそもAI(人工知能)も発達しているはずだからパイロットも必要ないだろう?
などと思ってアニメを見ても楽しくないですよね!
非現実的だとか思わず、あまり深く考えずにアニメを見た方がハッピーですよね!...
文章:エムユー