なんか日々のトイレがおかしいな? と思って、色々自分なりに調べてみたら、どうも前立腺肥大の疑いがあるらしいと分かった時の顔(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。
疲労は正常な判断能力を奪うのか、帰宅途中のバスの中で、ついうっかりAndroidタブレットをポチったりする今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の記事は、「睡眠重要!」とかいった話です。
個人的なケース
さて。皆様も、疲れれば眠くなるはずです。
夜、ちゃんと眠りますよね? その有り難みを噛みしめたことはございますか?
のっけから個人的な話で恐縮なんですが、これを書いている僕自身は、睡眠障害持ちです。
どういうことか? と申しますと、「ど・れ・だ・け! 疲れていようが、睡眠薬を飲まない限り、マジで一睡もできない」んですよ。
こんなことがありました。
前職時代、営業のために、とある大規模なヲタイベント(「コミケ」と言って分かる人は分かってください)に参加しまして。
ドチャクソに疲れたんですよね。それはもう、「許してやるから休ませて!」ってレベルで。
が、どっこい。あろうことか、睡眠薬一式を忘れてきまして。
控えめに言って、地獄でした。なんせ、ヘトヘトに疲れているのに、まどろみさえできない。
加えて、二泊三日だった。意味するところは、丸二日、一睡もできなかった。
トラウマレベルに、生涯忘れられない「事件」となりました。
それ以降の僕は、宿泊を伴う旅行の際、いかなる荷物よりも先に、薬、特に睡眠薬を忘れていないか、厳重にチェックするようになりましたとさ。
水木しげる先生が仰った
皆様も、かの『ゲゲゲの鬼太郎』などで有名な、故・水木しげる先生はご存じかと。
あの先生、「寝ることと食べること」が、何よりもお好きだったそうです。
特に、「寝ること」に重きを置かれていたご様子。
随分前に、水木先生のエッセイマンガで拝見したエピソードに、こんなものがありました。
かつてのなんかのパーティーの折、故・石ノ森章太郎先生や、故・手塚治虫先生が「徹夜した」とか「三時間しか寝ていない」と仰ったのに対し、水木先生は、「寝る」ことの重要性を説かれた。
しかし、結局、石ノ森先生も、手塚先生も、水木先生よりも早くお亡くなりになり、それを惜しむ姿が、作中に描かれていました。
一日は二十四時間
世の中、三時間かそこらの「ショートスリープ」を推奨している一派(ひどいくくり方だ)もいます。
それはそれで、別に文句を付ける筋合いがないので、関知したことではないのですが……
個人的には、「ちゃんと七~八時間寝る」というのは、かなり重要だと思います。
なるほど、一日は二十四時間ですから、その三分の一を「ただ寝る」だけに割くのは、「もったいない」という意見もある。
だからこそ、先述の「ショートスリーパーになろう」という一派(ひどい以下同文)もいる。
ただ、(何をして「そう」と言うかは、意見が分かれるとは思いますが)「普通の」生活サイクルを歪めてまで「生産性」にこだわる必要はないんじゃないか? とは思います。
睡眠を削らねば生産性が保てないとしたならば、大昔、例えば「時間」の概念がなかった頃、人々は、「日の出と共に起き、日没と共に寝て」いましたが……
時代背景は違うにせよ、じゃあ、その昔の人々が、著しく生産性が低かったか? って話でもないでしょう。
昼寝もいいよね
睡眠障害である僕には、全くできないのですが、それはさておき。
ビジネスマンの間でも、「昼寝」の有用性は、しばしば取り上げられます。
やっぱり脳味噌も、働かせっぱなしってわけにもいかないようで。
人間の身体って、無理が利くようで、なかなかそうも行かないんですよね。
気合いとか根性とか、日本人は大好きですが、そんなもんでどうにかなるなら、日本は戦争に負けてないんですよ。
「(可能であるなら)ぐっすり寝る」ことって、「気分を整える」ためには、かなり重要なんですよね。
全隊、休め!
僕も経験がありますが、仕事上、徹夜を余儀なくされるケースもある。
それはそれで致し方ないとは思うのですが、一つ確実なのは……
「徹夜自慢」、「寝てない自慢」をしている人間ほど、実のところ、効率という面では、恐ろしく無駄をしている、ってことですね。
この辺、僕の実体験もありますので、デタラメを言っている意識はないです。
徹夜を強いるような会社の上司なんかは、(ピー)の筆頭かと。
皆様、「夜、普通に眠れる」ことの喜びを、よく噛みしめてください。
最後に、確かに寝ることは大事なんですけど、僕の場合、毎晩飲んでいる睡眠薬が大変強烈なため、朝六時半に起きようと思ったら……
どんなに遅くとも、二十二時までには薬を飲んで、ベッドに潜り込まねばならんという。
さらに余談ですが、「睡眠薬を飲まない限り、一睡もできない」ということは、イコール、「薬を飲まなければ、理論上、いくらでも徹夜ができる」んですが……
巷間に、「三十歳を超えての徹夜はキツい」とも聞きますが、四十五歳を超えてのそれは、もう、(後の地獄を)「お察し下さい」のレベルです。チューイセヨ!
あーあ、健康的だなあ!(ヤケ)
んじゃまた。
文章:フジカワ