守りたい存在がいる幸せ
筆者は現在、姉猫(6歳半)と弟猫(3歳半)の二匹の猫を飼っています。
どちらも保護猫で、姉猫は保護当時瀕死の状態でした。
「今この子を保護してあげないと、この子は何のために生まれてきたのかわからない」
そう思い、すぐに動物病院に連れて行ったのですが、余命1週間と言われました。
せめて最後は、暖かい場所でお腹いっぱい食べて少しでも「生まれてきてよかった」と思ってほしい…そう思い毎日看病を続けました。
その結果、余命宣告を受けてから6年半が経過した現在、姉猫は毎日弟猫と部屋中を走り回っています。
元気にじゃれあっている2匹の姿を見ているだけで幸せになります。
辛いことを乗り越えて、毎日元気に過ごしている猫の姿を見ているだけで幸福感に包まれ、『猫って幸せのかたまり』だなぁと思います。
元野良猫に多い病気を姉猫も弟猫も抱えており、相当な医療費がかかります。
ですが、「私がこの子たちを守らなきゃ」と2匹の猫は筆者の生きる活力になっています。
『守りたい存在がいること』は、とても幸せなことだと思います。
猫はそこに居るだけで人を幸せにできるすごい存在
そこに『猫』がいる、ただそれだけで多くの人が幸せな気持ちになります。
なぜなら猫は、すべてが愛らしいからです。
猫は『可愛い』から作られています。
歩く猫、食事をする猫、おもちゃで遊んでいる猫、どれを見ても頬が緩み幸せな気持ちになります。
猫が寝ている姿を見ると、「可愛い…」とこちらも安心感と幸福感に包まれます。
警戒心の強い猫が、自分が近寄っても逃げずに眠り続ける…猫に危険人物と判断されなかった幸せ。
そのまま猫の寝顔を見ていると安心感が伝染して自分も眠たくなったりする、ほっこり感。
猫は動いていなくても、ただ寝ているだけで人を幸せにできるすごい生き物なのです!
猫に『恥ずかしい』という感情はない?
専門家でも意見が分かれるそうですが、筆者の家の猫は普段のあの子たちを見ていて、少しはあるんじゃないかな?と思います。
軽くキャットタワーから落ちた時、何もないところで滑った時、よそ見をしながら歩いていて柱にぶつかった時など、こちらが笑うと突然毛繕いを始めたり、駆け寄ってきて甘えてきたりします。
この行動は『恥ずかしい』からくる行動ではなく、ビックリした自分の心を落ち着かせるための行動だと言う専門家もいますが、現時点でわからない今、その議論の答えはどちらでもよいと思います。
猫がケガをしない程度のドジをして、可愛いリアクションで笑いをもたらしてくれたので楽しい気分になりました!
猫が日々のハッピーを増やしてくれるので笑顔が増えました!
『猫に恥ずかしいという感情はあるか?』の答えは出ませんでしたが、『猫はドジをしても
人を笑顔にできる』ことがわかりました。
やはり『猫は幸せのかたまり』で、人を幸せにする天才です!
まとめ:『私は猫になりたい」
筆者は「私は猫になりたい」と何年も前から言っています。
理由は 、ずっと寝ていたいから…ではなく、「NO」をはっきり言えるようになりたいからです。
猫は本当に気まぐれです。
自分の気分と利益でしか動きません。
猫を呼んだ時に耳がピクっと動くので絶対に聞こえているのに、「今は行きたくにゃい」と無視されますし、「寝てるから行かにゃい」と適当にしっぽで返事をされることもあります。
しっかり自分の意志を持って、飼い主の言いなりにならない生き方をする猫がとてもカッコ良く筆者の目には映ります。
そんな理由で、『私は猫になりたい』です。
文章:天蔵