幸せ

歴史を再確認して得した気分に(その2)

出典:Photo by Laura B. Dahl on Foter

 

「やらせ」だった!?...

最近、天安門事件に関して論じていたテレビ番組を見て、気づかされたことがありました。

それは、通称「戦車男(Tank Man)」と呼ばれている男のことです。

当時から何度も「天安門事件」のことがテレビで放映されるときに、象徴的な出来事として映しだされています。

当時の私は「勇気のある人だ」と思っていました。

しかし、矛盾しているとの説明を聞くと「やらせ」だなと確信しました。

 

「天安門事件」とは

「天安門事件」は1989年に中国(中華人民共和国)で起こった事件です。

今から30年以上も前のことなので、知らない人も多いかも知れません。

天安門広場に民主化を求めて集結していた学生や市民に、軍隊が発砲し、多数の死傷者を出した事件です。

 

「戦車男」とは

「戦車男」とは、天安門広場に通ずる路上で、戦車の前に立ち戦車を止めた男性です。

当時その映像を見ていた私は「大きな戦車の前に良く立つな」と思っていました。

ただ、そのことよりも、今後中国は民主化されるのだろうか?

ということの方に興味があったので「戦車男」について深く考えることはありませんでした。

 

前方しか見えない死角の多い戦車

出典:Photo by 7th Army Training Command on Foter

戦車の操縦席は車体の前方にあります。

小さな隙間のような窓から外のようすを確認して運転しています。

横や後ろは見えません。

横や後ろを確認するには、砲塔から身を乗り出して確認する必要があります。

しかし、身を乗り出すと撃たれる危険もあります。

ノモンハン事件のときに、日本軍は死角の多い戦車(ソ連軍)に対して火炎瓶を使って攻撃をしていたようです。

(ノモンハン事件とは1939年に起こった日ソ国境紛争の一つです)

高速で走る戦車に火炎瓶での攻撃は困難ですが、ゆっくりと動いていれば可能だったのです。

 

良く考えれば不自然だと分かる

出典:Photo by Vail Marston on Foter

戦車は前しか見えてないので、ノモンハン事件での戦闘のように、横や後ろから火炎瓶で攻撃されるかもしれません。

火炎瓶は誰でも作れます、天安門広場で市民が戦車を攻撃することもできる分けです。

 

だから、戦車に近づけないように、天安門広場には多くの歩兵もいたはずです。

それなのに、兵士が出てこないのは良く考えたらおかしなことです。

私が見たテレビの内容では「戦車男」が表れる前に、自転車に乗った人が兵士らしき人達に確保されていたとする映像がありました。

だから、兵士に確保されずに戦車の前に立てるのは不自然だし。不可能だと思います。

不可能なことが可能になった理由は、「中国軍は市民を殺しません」と、アピールしたかったからのようです。

 

得した気分でハッピーに

当時は、多くの兵士がトラックで運ばれている映像を見ていました。

良く考えれば天安門広場の近くに多くの兵士がいたのは分かっていたはずです。

言われてみて気付いたという感じですが、「戦車男」を兵士が止めないのは本当に不自然なことだったのです。

今思えば、なぜ気付かなかったのかと思います。

色々と見聞きしていると、今まで気付かなかったことに気づくかもしれません。

そして、少し得した気分になり、ちょっとだけハッピーになるかもしれません...

 

文章:エムユー

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