出典:©2021 暁なつめ, カカオ・ランタン/KADOKAWA/「戦闘員、派遣します!」製作委員会
兵器が好きだから...
私は、戦車や戦闘機などの兵器が好きなので、アニメに兵器が出てくると、よく疑問に思うことがあります。
今回はアニメ「戦闘員、派遣します!」の第六話を見たときに思ったことを述べます。
対物ライフルよりも効率が良い兵器
「戦闘員、派遣します!」の第六話のストーリーでは、魔王軍に城門を突破され、グレイス王国の兵士たちは苦戦します。
そこで、戦闘員六号は対物ライフルを転送してもらい、魔王軍のゴーレムなどを次々と狙撃、撃破するのですが、
「対物ライフルよりも、もっと効率の良い兵器があるだろう!」と兵器好きの私は思ってしまうのです。
それは迫撃砲(はくげきほう)です。
なぜ迫撃砲なのかというと構造の簡単な迫撃砲であれば、少ない悪行ポイントでも転送されるかもしれないと思ったからです。
(悪行ポイントとは武器転送に必要なポイントで、行った悪行により貯まります)
迫撃砲で一網打尽
「迫撃砲?...」と思う人も多いと思いますが、戦争映画をよく見たことがある人なら、少しは記憶にあるのではと思います。
兵士が筒に砲弾を落とし込み砲弾を発射する兵器です。
筒を利用して発射するロケット弾のようなものです。
戦争映画にはよく出ていると思います。
砲弾なので、迫撃砲の破壊力は対物ライフルの比ではありません。
魔王軍が城に近づいたときに10~20発の迫撃砲弾を撃ち込めば、魔王軍は壊滅するでしょう。
一網打尽(いちもうだじん)です!
圧勝したとしても...
対物ライフルでゴーレムを狙撃し、一体ずつ撃破するよりも、迫撃砲で広範囲に破壊した方が効率的です。
魔王軍は城門に到達する前に壊滅的なダメージを受けるでしょう。
戦闘はグレイス王国の圧勝で終わると思うのですが、それだと「ハラハラドキドキ」はないですよね。
魔王軍に城門を突破されてピンチになった方が、このピンチにどう対応するのか?...
という「ハラハラドキドキ」する場面がある方が面白いですよね。
効率の悪い方が「ハラハラドキドキ」があるわけですよね。
疑問を抱かずに見た方がハッピー
アニメのストーリーには「ハラハラドキドキ」の部分も必要だと思います。
なので「もっと破壊力の大きい兵器なら、楽勝するはずだ!」と思ったりせず、疑問を抱かずに作者の考えたストーリーを受け入れた方が、
結果としてハッピーにアニメを見ることになると思うのです。
文章:エムユー