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いろいろな楽しみ方をさせてくれる梅
毎年桜より少し早い時期に可愛らしい小さな花をたくさん咲かせて、お花見やカメラの被写体になってくれ香りでも楽しませてくれる梅の花は、春の訪れを感じられてとても幸せな気分にさせてくれます。
梅盆栽を楽しむ方も多くいらっしゃいますね。
梅は耐寒性・耐暑性があり、盆栽の中でも育てやすいそうです。
インテリアとして家の中で四季を感じられるなんて、とてもハッピーな気分になれますね!
そして梅は花だけが魅力ではなく、梅の実は私たちの食卓にもよく並ぶので筆者は梅の花より梅の実が好きです←花より団子ですね。
昔ながらの梅干し
毎年クチナシの香りが街中に漂う頃、梅を数キロ買って1年分の梅干しを作ります。
どうして自分で漬けるか?なのですが、最近販売している梅干しは『はちみつ梅』や『かつお梅』などで、昔祖母が作ってくれた塩味のみの梅干しが食べたかったのに売っていないので自分で漬けることにしました。
祖母の梅干しの味を覚えている自分は、すごく幸せだなと思います。
最初はレシピを見て塩の量を間違えないように、梅消毒用のアルコールの度数もレシピ通りに…と几帳面に梅干し作りをしていましたが、1年に1回しかしない作業ですが何回もやっているとさすがに目分量で作れるようになりました。
レシピ通りに塩を入れると辛いので減らすとカビが発生したり、いろいろありますが漬け上がる頃には毎年どうにかなっています。
梅を干す時期が梅雨と被るので、毎年ほぼ100パーセント梅を雨に濡らしてしまっていました。
あれは何でなんでしょう?外出している時に必ず雨が降る法則…
突然の豪雨に梅を取り込むのが間に合わず、もう笑うしかなくてどうしようもないので、最近では梅を瓶からひとつずつ取り出さず、梅が入った瓶ごと日光に当てて仕上げているので、梅干しというより『梅漬け』になっています。
数年前、漬け方の要領が全くわからなかった頃は母に漬け方を習い、一人暮らしをして一人で漬け、息子が生まれてからは息子と漬け、息子が大きくなった今はまた一人で漬け…
1年に1回の作業なので毎年違った状況になっており、息子が手伝ってくれなくなった年は寂しさと同時に息子の成長を幸せに感じました。
梅シロップも梅酒も作ります。
梅干しを作る時に同時進行で梅シロップと梅酒も作るのですが、梅酒だけは何年目になっても成功したことがありません。
まろやかな梅酒ができないのです、パンチの効いた梅酒しかできません。
梅酒に関してはまだまだ修行が足りません。
梅シロップは簡単に作れる上すごく評判が良いので、毎年家族や友人に振る舞うと喜ばれてとても幸せです。
自分が作った物でみんなが笑顔になってくれると、とてもハッピーです。
まとめ
花は可憐でお花見ができ、実も美味しい梅ですが、香りも人気で梅の花がテーマの香水やアロマ、お香もあるそうです。
自分の部屋が梅の花の香りで満たされていると春のような幸福感に包まれますね。
自分から梅の花の良い香りがすると気分が上がってハッピーですね。
他にも梅の花はつまみ細工のモチーフとしてよく使われ、最近ではプラバンやレジンで梅の花の作品を作る方もいらっしゃいます。
可愛いアクセサリーを身に着けるとハッピーな気分になりますね!
梅のことをいろいろ考えていると、全部がハッピーにつながるので、梅は『幸せの木』のような感じがしてきました。
今年も梅が販売される時期が楽しみです。
文章:天蔵