出典:©Tone Koken,hiro/ベアモータース
「スーパーカブ」第10話を見て
今回は、テレビアニメ「スーパーカブ」第10話を見て思ったことです。
第10話のタイトルは「雪」になっていました。
内容はタイトルにあるようにスーパーカブで雪の中を走るというものでした。
ただ、現実と比較すると「?」と思えるところがあるので書いてみることにしました。
第10話の概要
第10話では、学校も冬休みに入り、小熊は寒さ対策も万全としていました。
そして、外一面が雪に覆われている朝を迎えるのですが、スーパーカブに乗り始めてから初めて雪道を体験することになるのです。
初心者の雪道走行には無理があると思う
アニメなので、多少の強調はあっても良いと思います。
しかし、このアニメの場合はガス欠など実際にバイク乗りが経験したことをストーリーに入れているので、バイク初心者のときを思い出して見ている人もいると思うのです。
だから、余り現実と違い過ぎるのはどうなのかと思ってしまいます。
私の経験からバイク初心者が、いきなり積雪の道路を走るのは無理があると思うのです。
オフロードバイクでも積雪の道路は無理

出典:Photo by nwpuzzlr on Foter.com
私が高校生のときにオフロードバイクで初めて雪道を体験したときのことです。
私の住んでいるところでは冬でも滅多に雪が積もりません。
なので、雪道を体験するために、積雪のある山の方へ行ったことがありました。
最初に雪道が現れたときは雪のない轍(車が通った跡)を走っていました。
しばらく轍を走ったところで、雪が積もっている所を走ってみようと思い、轍を離れ積雪のところを5~6メートル走ったら、途端に転倒しました。
ビックリするくらい簡単に転倒しました。
オフロードバイクでもチェーンがないと積雪のところは走れないと実感したのです。
実体験に近い方が良い

出典:Photo by BikerKarl2018 on Foter.com
アニメでは転倒せずに道路に出ましたが、実際には初心者だと駐輪場から出て、積雪のところを走った途端に転倒するはずです。
ストーリーとしては転倒してからチェーンの必要を知るとか、又は礼子からチェーンのことを教えてもらうことの方が現実的だと思います。
その方が見ている人が「俺(私)もチェーンのことを教えてもらったな」と、初心者だったころを思い出し、「ほっこり」するのではないかと思うのです。
タイトルが「スーパーカブ」だから
アニメなので、多少の強調は仕方ないことだと思います。
しかし、このアニメの場合はタイトルを「スーパーカブ」としている以上、実際の「スーパーカブ」の走りに合わせた方が良いと思うのです。
スノーモービルでもないのに積雪の中を走り回るのは誇張しすぎだと思うのです。
「スーパーカブ」を見て初心者のときに「俺(私)も経験したな」と思いながら「ほっこり」と癒されている人も少なからずいるはずです。
私も癒されている一人です。
なので、バイクのことは現実に近いことを望みます。
ただ、アニメなので、バイクのこと以外は、UFOや幽霊などが出ても許せると思うのですが...
文章:エムユー