出典:©公益社団法人 真向法協会, 毎日新聞社
「真向法」という体操をご存じでしょうか?
四つのシンプルな動作で、体調不良や肩こりなどの改善、骨盤の歪みや姿勢をただし
心と体をリフレッシュさせることができる体操(ストレッチ)なんです。
今回は、真向法による幸せについてご紹介したいと思います。
はじめに
真向法の創始者は、長井津という方です。
商売に励んでいましたが、ある日脳溢血で倒れ、命はとりとめたものの、不自由な体
になってしまいました。
ふとお経を読むようになった長井さんは、お釈迦様の教えをきく弟子たちが腰を完全に二つ折りにして拝む姿勢に着目しました。その柔軟な姿勢で仏教を学ばなければならないと考えたのです。
この腰を屈伸する礼拝体操ともいうべき「お辞儀の練習」を一生懸命始めるようになったのです。
そうしてみるみるうちに回復し、以前にもまして生き生きとした体になりました。
これが真向法の始まりです。
体操のやり方
第一体操は、座った赤ちゃんのように胡坐をかき、足先を持ち、背筋を伸ばして
前にかがみます。このとき深く腹式呼吸をします。
第二体操は、足をまえに伸ばし、前にかがみます。
第三体操は、足をひろげ、前にかがみます。
第四体操は、正座をし、体を後ろに倒して太ももを伸ばします。
注意点としては、いくつかあります。
まず、決して無理をしないこと。固くなった体をほぐすのは時間がかかると心得ます。
体を曲げるときは息を大きく吐くこと。必ずゆっくりと吐き、体を起こすときに息を吸います。
股関節をゆっくりと回すイメージで行います。
筋肉を伸ばし関節をまわすことで血液やリンパ液の流れを良くし、体の調子が整います。
そうして心身がハッピーになるのです。
下に、協会公式の動画をのせておきます。
やり方の動画
まとめ
四つのシンプルな動作だけなので、とても続けやすいです。
続けると、体の調子が良くなって幸せに近づきます。
真向法で、幸せになるのはいかがでしょうか?
文章:curando