「姑息に拘束する高速道路」というダジャレが浮かんだんですが、状況も具体性も分からないあたりが、致命的だと思いました(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。思い当たる節がないのに、なぜかお腹の調子が悪くて悔しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の記事は、「自分を甘やかそう!」とかいった話です。
以前の記事の追記。
さて。以前、こういう記事を書かせて頂きました。
冷凍の宅配おかずセットについて触れましたが、「トレイを色分けしている」のは、ヨソでもありました。
我が家で、先日より別の会社から(おかずセットを)買うことになったのですけども、そこも色分けされていたんですよね。まあ、目に映えるので、OKです。
悪魔(?)のささやき。
で、ですね。この記事を書いているときからさかのぼると、だいたい一週間前ほどの話なのですが、僕は、ひどくうっ屈しておりました。
体力的には疲れていなかったものの、妙に気分がわだかまり、スッキリしませんで。
これまた以前の記事で触れましたが、キバヤシ、もとい気晴らしに手っ取り早いのは、「存分に食う」ことです。
ここで一つ、前提条件があるんですけど、僕個人に、「能動的にファーストフードを食う」習慣は、まったくと言っていいほどないです。
そりゃあ確かに、親がテイクアウトで買ってくることも、ごくまれにあるのですが、たとえば、僕の家から一番近い、マクドナルドの店舗。そこを「イートインで」利用したのは、軽く二十年以上前です。
……その日、より正確には、前日の夜ぐらいから、「マクドナルドが食いたい!」と、哀切なまでに思いました。同時に、どうかしている、とも思いました。
なぜって? 僕の中では、「ファーストフード」というものは、「食事にならない割には高い食い物」でしかないからです。
雲や霞を食うわけでは無いにせよ、「満足感」という点においてのみ見れば、あんまり「コスパが!」とか言いたくないんですけど、よろしくない事は確実。
しかし、もはやいかんともしがたいほどに食いたい。俺は癒されたいんだ! と、その翌日、マクドナルドへ行きました。
切ない幸せ。
結論から申し上げると、「後悔したけど、幸せだった」という、ものっそい矛盾した感情を抱きました。
直感で適当なセットメニューを頼んだのですが、お値段は850円。
そもそもファーストフードに求めるなって話でもありますが、トレイの上には、しょぼくれたハンバーガー、ポテト、アンド、コーラ。
食いました。「ああ、これは、ハンバーガーだ」という感慨。それ以上でも、以下でもない。「この程度で、850円か……」と思うと、とても切なくなりました。
身体にも悪い。
そりゃあ確かに、直接的な、まして致死の毒を食ったわけでもない。
しかし、どこまで行ってもジャンクフード。「健康的」という言葉からは、かなり離れているのは確かです。
が。いざ目的が達成されると、味とか満腹であるか否か以前に、大変奇妙な満足感を覚えました。
こりゃまあ、「二十ン年ぶりに、マクドナルドをイートインで食った」という、(個人的な)「非日常」を味わったせいだとも思うんですが。
とにかく、「ぷせー……」と、まさしく気が抜けるようなため息を吐きました。切なさの先に、「こうでなくっちゃな!」という、謎の前向き&癒され感が。やるじゃねえか、マクダーナル!
まとめ。
ってことで、まとめます。
なるほど、ジャンクフードは、どう考えても健康的ではない。
おまけに、個人的には糖質制限をしていることもあり、なおのこと褒められない。「ジャンクフードをコーラで流し込む」なんざ、「鬼畜の所行」です。
しかーし! 一言で申し上げれば、「背徳感は蜜の味」ですよ! 禁忌を犯す快感ですよ! イエス、自分が癒されるために、人に迷惑をかけていい道理はない。つか、そんなことしたら犯罪です。
皆様も、よほど自堕落な生活をしていない限り、ある程度は自分を律されているかとは思います。それはそれで美しいことです。
が。たまには「はみ出し」てみましょう。嗜好品も、「適度に」摂取すればいいんです。酒でも、タバコでも、コーヒーでも。「程よく」楽しみましょう。
それらが「癒し」たり得なかったら、何のためにあるんですの? とか思います。
僕自身、ファーストフードごときで「逆張りの癒し」たり得るんですから、我ながらお手軽だと思います。
誰にも迷惑をかけませんし。平和。見習っていいのよ?(誰だ貴様)
んじゃまた。
文章:フジカワ