これを書いている今から数えて、昨日の話なのですが、7回目のコロナワクチンを接種してきました。
接種自体は一瞬で終わったのはいいとして、やっぱり今朝になると、二の腕が痛いです(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。
どう考えても利用用途がないのに、発作的に「2in1の」ノートPCが欲しくなって仕方がない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の記事は、「呼ばれた!?」とかいった話です。
信心深い49歳
さて。前回、「六甲比命大善神社」へ行った話を書かせて頂きました。
実のところを申しますと、最初に行った折に、「仰臥岩」をスルーしていたんですよ。
こりゃあ片手落ちだなあ、と思い、翌週にもう一度訪れて、参拝し直したという経緯があったりします。
余談ですが、2回目の参拝の日は、季節外れの夏日で、メタクソ暑かったです。
こんな風に、割とと言うか、かなり信心深い49歳男。
……別にええやん、誰に迷惑をかけるでもなし。(急にいじけるスタイル)
呼ばれた?
スピリチュアル界隈では、割とよく知られていることがあります。
それは、「神社仏閣に呼ばれる」という現象。
曰く、頻繁に同じ神社仏閣の話題を目にする。
またあるいは、夢に見る。
はたまた、ハタと行きたくなる、偶然行く機会に恵まれる、など。
どの頻度を持って「そう」と判断するのか? は、結構曖昧です。
ではあれど、ちょっとした偶然で、僕も、少なくとも、もう二箇所参拝することになりました。
一つ目は、島根県の、出雲大社。
「いずもたいしゃ」というのが一般的ですが、正しくは「いずもおおやしろ」と呼ぶらしい。
この辺、どっちでもいいらしいですが。
先月(10月)下旬のことです。
まったくもって突然、電波的なまでに、「あ、出雲大社へ行きたい」と思ったんですよね。
そういう直感には、従うべきです。
しかもと言うべきか、行こうと思った時期が、ちょうど出雲大社では「神在月祭」の時期。
11月の和名は、「神無月」です。
これは、日本中の神様が、旧暦の10月に、出雲に集まって神議(かむはかり)という会議をやるから。
なので、出雲地方では、11月のことを「神在月(かみありづき)」と言う。
年に一度の一大行事です。
そんな折に「行こう」と思ったのは、何らかの見えない力を感じます。
思い立ってすぐさま、まずは宿を抑えようと思ったのですが、難航しました。
かろうじて抑えられたのは、ラッキーだと思います。
同時に、出雲の方へ行く特急の乗車券も、ギリギリ取れたレベル。
いや、重ね重ね、運がよかったです。
秘境の神社
で、ですね。
出雲行きはそれで、楽しみではあるのですよ。
ただ、他にも行きたい神社は結構ある。
特に、「神様から呼ばれないとたどり着けない」といわれるところがあります。
それは、奈良県は十津川村にある、世界遺産の「玉置神社」。
この神社、超強力なパワースポットとして、スピリチュアル界隈では有名です。
なぜ、「呼ばれないと行けない」のか?
それは、交通アクセスが、メタクソに悪いから。
玉置神社は、十津川村の中心部から、車で40分という山の中に鎮座しています。
十津川村の中心部までは、公共交通機関で、まだどうとでもなる。
しかし、村の中心部から神社まで行く手段がない。
その名も「世界遺産バス」の運行があるのですが、一日一便で、土日祝日のみ。さらに、事前予約必須。
もいっちょ加えて、毎年12月~3月は、運行しない。
バス以外では、レンタカーか、ないしはタクシー。
僕が車を運転出来りゃあよかったのですが、免許はもう、ずいぶん昔に返納しました。
つうか、20数年間ペーパードライバーでしたから、まだ持っていたにせよ、どのみち運転なんかできっこない。
単独で行く場合に考えたモデルケースでは、こんな感じ。
まず、前日に十津川村に入って、一泊する。
宿を出た後、バスに乗って、玉置神社へ。
この場合だと、十津川村でタイミングよく宿が抑えられるか? というのが、最大の問題です。
仮に「今!」と思っても、秋の行楽シーズンですから、都合よく宿が空いているとは思えない。
しかも、12月に入ってしまえば、来年の4月になるまで、玉置神社へ行くバス自体がない。
この困難さからして、呼ばれないと行けないというのは、本当らしいな、と思いました。
ところがどっこい!
単独が難しいなら、ツアーはどうだ? って思いますよね。
玉置神社へのツアーは結構あるのですが、関西発のものがほとんどない。
一応、大阪天王寺発の日帰りバスツアーが、あるにはあったのですが、直近の催行決定日は、全部ソールドアウトでキャンセル待ち。
取り扱い旅行会社にも、電話で問い合わせたのですが、12月以降、あるいは来年の催行予定は、全く未定とのこと。
あー、こりゃ、いよいよもって当面無理だなー、と思っていたんですよ。
ところが、先日のことです。
未練がましく、売り切れたツアーのページを見ていました。
ページを隅々まで見ると、「新大阪発もあります」という表示が!
それまで気付かなかった!
僕の自宅からだと、天王寺よりも、新大阪の方が近い。
ものは試しで、そちらの詳細ページへ飛ぶと!
11月29日の催行決定日が、「残り1」と出ている!!
これは、「来い」ということだな!?
ためらわずに、予約しました。
平日ですから
有休を取るしかないのですが、その辺は問題ないはず。
……一ヶ月に2日も有休を取る事への、微妙な罪悪感について。
同じ事を何度も申し上げるようですが。
行って参拝「さえすれば」、何かが劇的に変わるわけでもないです。
しかし、精神的な安心感は、多分得られるでしょう。
すがれるものには、すがりたい。
そんな、ナイーブな49歳男。
ナイーブという言葉に謝れ。
んじゃまた。
文章:フジカワ