工芸茶(花茶)とは?
花のつぼみを使ったものや、花弁や茶葉を一つにまとめて加工し、花のようにしたものです。今回は淹れると、つぼみから花のように開くものを紹介します。
花茶には、茶葉に花の香りを移した物や、乾燥した花弁を加えたものを指すことがあります。工芸茶や造形茶で、花の様に咲くと言わないと目当てのお茶を買うのに手間がかかるかもしれません。
工芸茶(花茶)を、あらかじめお湯で温めておいた透明な耐熱ガラスポットやグラスに入れて、沸騰したお湯を工芸茶(花茶)に直接掛からないように入れて工芸茶(花茶)が花開くのを、ゆっくりじっくり待ちます。花開くまでの状態の変化を目で見る事から癒しが始まります。
花が開ききったら、穏やかな気持ちで鑑賞しましょう。原料にキク、ジャスミン、キンモクセイ、ダイダイの花を使っている物もあるので、香りも楽しみましょう。
飲み頃になったら口に含んで、味と香りで心の癒し効果とハーブティーとしての健康効果を楽しみましょう。
工芸茶(花茶)の楽しみ方
1杯目をある程度飲んだら、お湯を足して3煎から5煎ほど楽しむことができます。中国茶なので月餅等がよく合いますが、クルミやアーモンド等のナッツ類がたくさん入った洋菓子も合います。
飲み終わった後の工芸茶(花茶)はお酒に入れてまた楽しむことができます。原料にキンモクセイをつかった物は、キンモクセイのお酒の桂花陳酒に入れると、とてもおいしくです。キクなら日本酒に入れて菊酒が楽しめます。ダイダイならハイボールが良いでしょう。
グラスの中の飲み終わった後の工芸茶(花茶)を入れて、そこに水を入れて水中花として楽しんでもいいでしょう。水の入れ替えをすれば5日から7日ほど目を楽しませてくれるでしょう。
工芸茶(花茶)の入手方法
工芸茶(花茶)を手に入れるには、ネット通販が一番だと思います。ネットだと、お湯の中で咲いた状態の工芸茶(花茶)の画像を見て選ぶ事が出来るからです。
お店のおすすめの品や、初心者向けのセレクトパックもあります。工芸茶(花茶)ごとの説明も載っていて、自分の趣味や興味に合った物を選びやすいです。
淹れる道具ですが、ポットで淹れるなら耐熱ガラスポットでないと工芸茶(花茶)の花が咲く所が見えませんので、ポットで淹れる時は耐熱ガラスポットが必要です。
工芸茶(花茶)を淹れた容器でそのまま飲むのであれば、大きめの広口のマグカップでも、上から覗いて観る事が出来るので、耐熱グラスがなくても楽しむことは出来ます。
工芸茶(花茶)を扱っているネットショップで、耐熱ガラスポットや耐熱グラスも扱っているので、家に適当な容器がなくても専門ネットショップで、すべて揃える事が出来ます。
水は軟水がおすすめです。日本は基本的に水は軟水なので、ミネラルウォーターを使うより水道水を使うほうがいいでしょう。
手軽で可愛い癒し、工芸茶(花茶)を試してみて、心落ち着くひと時を楽しんでみませんか?
文章:北山南河