前回の補足として
前回は「ガンプラ」についてお話ししましたが、プラモデルを組み立てたことがない人には、分からないことが多いのではないかと思いました。
それで、今回は「ガンプラ」についての補足説明を述べて行くことにしました。
「ガンプラ」にも色々な種類がある
プラモデルには「1/○○スケール」と言った実物を縮小した大きさがあります。
例えば飛行機だと「1/72スケール」や「1/32スケール」、船だと大きいので「1/700スケール」や「1/350スケール」と言うように、実物に合わせて縮小の大きさには色々と違いがあります。
「ガンプラ」にも色々な大きさがあり、それぞれスケールが違います。
「1/144スケール」、「1/100スケール」、「1/60スケール」などがありますが、最初は「1/144スケール」をお勧めします。
「1/144スケール」には「RG(リアルグレード)」と「HG(ハイグレード)」の2種類がありますが、最初は「HG」をお勧めします。
なぜ「RG」より「HG」なのかと言うと、「RG」は精巧に出来ていますが、そのため部品数も多く、初めての人には向かないと思うからです。
お店で「RG」と「HG」を見分けるには「ガンプラ」の箱の上面や側面を見て下さい。
「RG」又は「HG」と印刷されているので、すぐに分かると思います。
組み立てる前に用意するもの
「ガンプラ」は道具を使わなくても組み立てることが出来ます。
しかし、道具を使った方が、見栄えがより良く出来ます。
最低必要なものが「ニッパー」です。
「ガンプラ」の部品はランナー(プラスチックの枠)に繋がれています。
その繋ぎの部分を「ニッパー」で切り取るのです。
(手でもぎ取れますが跡が残るので見栄えが悪いです)
次に切り取ったあとを平らにするために小さい「ヤスリ」があれば良いと思います。
「デザインナイフ」などを使用して切り取りあとを削ることも出来ますが、手を切るおそれがあるので「ヤスリ」の方が無難だと思います。
最初は「ニッパー」や「ヤスリ」を百円ショップで購入すれば良いと思いますが、より仕上がりにこだわるのであれば、少し高価ですが、プラモデル専用の「ニッパー」や「ヤスリ」もあります。
あと、小さなシールを貼るので「ピンセット」もあった方が良いでしょう。
初めての人にお勧めする「ガンプラ」
初めて「ガンプラ」を作る場合、価格の安いもので良いと思います。
実際に私が作成した低価格のものを紹介致します。
「HG」の「ジム・コマンド」というモデルです。
(写真は実際に私が作成したものです)
定価は税込880円です。
(量販店では値引きされている場合が多いので800円以下で購入出来ると思います)
低価格の「ジム・コマンド」ですが、出来上がりは価格以上のものがあると思います。
(他にも「ガンタンク」「ズゴック」など1000円以下のものが数種類あります)
もし、失敗しても気にならない価格だと思うので初めは低価格のものをお勧めします。
一度「ガンプラ」を作って子供の頃を思い出して下さい。
きっと心が癒されると思います...
文章:エムユー