出典:Photo by Michel Curi on Foter
70年代のアメリカ映画
アメリカ映画と言っても色々あると思いますが、今回は70年代のアメリカ映画について述べたいと思います。
なぜ70年代かというと、最近、テレビで「トランザム7000」というアメリカ映画を見たのです。
そのときに、強く感じたことがあったのです。
単純なストーリー
「トランザム7000」のストーリーは単純なもので、カーアクションにコメディをプラスしたようなものです。
主人公が大富豪と限られた時間で荷物を運ぶ賭けをするのですが、途中で保安官親子と関わってしまい、
カーアクションとしての車での追いかけっこが始まり、それに保安官親子が失敗するというコメディ的な要素が加えられているのです。
時代背景が良い
「トランザム7000」を見て、私が強く感じたのはストーリーではなく、70年代という時代背景なのです。
制作されたのが1977年らしく、アメリカの古き良き時代が映っているのです。
例えば、主人公を追いかける保安官親子のパトカーが葬儀の車列に足止めされるのですが、車列の車として、70年代の大きなアメ車が何台も現れるのです。
映し出されるアメ車の無駄に長いボンネットやトランクが、古き良き時代のアメリカを感じさせるのです。
子供のころにアメリカのドラマや映画を見ていて、古き良き時代のアメリカに憧れていたことを思い出して癒されるのです。
無駄があっても良いと思う
今は省エネの考えが広まり、車も燃費の良さを競っています。
しかし、車を趣味としている人も少なからずいます。
趣味であれば無駄があっても良いと思うのです。
石油は限りある資源です。
効率良く使うのは当たり前のことかもしれません。
しかし、趣味には非効率で無駄なことがあっても良いと思うのです。
そんな時に、無駄に大きい70年代のアメ車が映っている映画を見ると、なんとなく癒されるのです。
背景に注目するのも良いのでは...
映画には感動するものや、笑ってしまうものとか色々あると思います。
それらを見てストーリーを楽しむのも良いと思うのですが、映し出されている背景に注目してみるのも良いのではないでしょうか。
「トランザム7000」のように70年代のアメリカの背景を見て、「古き良き時代のアメリカに住みたいな」と思ってみたり
色々と想像してみるのも良いのではないでしょうか...
文章:エムユー