生活

有り難い歌で癒されよう

以前触れた、お伊勢参りの件。

「母なる海に癒されたい」

https://happymagazine.net/20230930-45870.html

それに向けて、お賽銭用に、たくさんの小銭(5円玉)が必要になりました。

じゃあと思って、銀行の両替機を使ったのですが。

昔は無料だったはずなのに、今は400円もかかってしまい、世知辛さを感じて、秋(挨拶)。

と、いうわけで、フジカワです。

個人的な、心の風邪の症状として、「夜が怖い」というものがあります。

季節的に過ごしやすくなってきたのはいいとして、日没時間がどんどん早まるのが地味にキツい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回の記事は、「有り難い歌だ!」とかいった話です。

歌はいいよね

リリンの(以下略)

さて。皆様の中には、率先して歌を聞かない方もいらっしゃるかも知れません。

そうではあっても、「まったく歌を聞かない」というのも、あまりないかと思われます。

少し前に書かせて頂きましたが、僕の歌の趣味は、大変偏っています。

「音楽で癒されたい、が!」

https://happymagazine.net/20230715-45521.html

しかし、それすなわち、他の音楽を一切聞かない、という意味ではありません。

一般的な流行り歌が、内容的に少し苦手だという理由もあるのですが。

ただ、苦手ではあっても、時折耳にする流行り歌の歌詞なんかを聴いていると、時代が感じられてよいものです。

歌は世につれ世は歌につれ。

世相を映す鏡として、これほど分かりやすいものもないでしょう。

大概古い例ですが、「ポケベルが鳴らなくて」なんてぇ曲もありました。

今の若い子に「ポケベル」と言っても、まるっきり通じないでしょうけどね。

歌の役割

そもそもの「歌の起源」。

この辺は、軽く検索しただけでも、山ほどヒットします。

詳しい引用は控えますが、旧石器時代には既に「歌」はあったらしい。

コミュニケーションの手段、というのが通説のようです。

つまりは、「伝える」手段の一つ。

そして、その「伝えるべき相手」は、人に限らずともよい。

つまり、宗教的な側面を持っていても、不思議ではないどころか、むしろ自然です。

太古の昔から、人は「歌」を神に捧げてきた。

それは今でも変わらない。

時代だ!

ごく最近の事です。

無目的に、だらりとYouTubeを眺めておりました。

と、「歌う僧侶」様のチャンネルを発見。

般若心経を、静かなメロディーに乗せて歌っていらっしゃる。

具体的には、こちらをどうかお聞き下さい。

いや、マジで一聴の価値ありですから!

お願い! 全部で5分15秒だから!(不要に媚びるスタイル)

「般若心経 (cho ver.)(2020 mix.) × 一休寺・京都 / 薬師寺寛邦 キッサコ – Japanese Zen Music」

https://youtu.be/gm4hTcRhoqI

お聴きになりましたか? なりましたね? その前提で続けます。

世間一般的に、読経というものは退屈だという認識でしょう。

しかし、こういう形で届けて頂けると、ユニークであり、親しみやすくもある。

有り難いお経に対して、「面白い」という表現は、ちょっと失礼かとは思いますけども。

信仰というものも、時代に即してうつろう。

旧きを守るのも、大切ではあります。

しかし、神仏の教えは、人々に寄り添ってこそ、とも言えます。

ゆえに、こういう「イマドキ」な形があっても、まったく問題はない。

むしろ、敷居を下げる意味においては、大いにアリだと思います。

それどころか、「時代が求めた」がゆえに出てきたのでは?

個人的な興味の点

前掲の「般若心経ソング」。

それなりの数のコメントが書かれています。

面白いな、と思ったのが、日本人のそれがほとんどない。

その代わり、中国圏や、西洋の仏教徒の方々が主に反応している。

あ、西洋にも、比率は少ないながらも、仏教徒の方はいらっしゃるんですよ?

しかし、歌、ないしはメロディーというものは、容易に海を越えるという事実。

悪い意味では決してないのですよ。

むしろ、そういう試みをなされている方が、僧職の中にいらっしゃる。

また、その想いがしっかり届いている。

そのことが、不思議な喜びです。

お経で癒されよう

僕自身、この「般若心経ソング」を聞いて、何とも言えない穏やかな気持ちになりました。

これは、単に僕が割合信心深い性格だから、かも知れません。

しかし、有り難いお経を、聞きやすい形で届けてくれるのです。

特段に信仰に厚くなくとも、聞いて損をする類のものでもない。

十分な「癒し」の手段たり得ると思うのですが、どうか。

この「歌う僧侶」の方、各音楽配信サービスにも展開しておられるとのこと。

買う値打ちはあると思いましたね。

信仰とは、強制されるものではありません。

ではあれど、時々は、軽くでも思いを馳せてみる。

それもまた、立派な癒しの形だとは思います。

南無阿弥陀仏。

んじゃまた。

 

文章:フジカワ

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