出典:Photo credit: nubobo on VisualHunt.com
大人になると、青空と疎遠に…
大人になるにつれ、日中外に出ている時間が減るように思います。
子どもの頃は毎日のように青空の下、公園を走り回っていたのに。
大人になると青空よりも暗い空の下を歩くことが多くなる人の方が増えるかもしれません。
日中は仕事に追われ、空を見上げる余裕なんてないかもしれません。
せわしない毎日ですが、お昼休みや休日に一度ゆっくり青空を見上げてみませんか?
大きな空と流れる雲に心が癒され、穏やかでゆったりとした気持ちになれると思います。
うつむきたい時こそ、空を見上げて
人は意識しなければだいたい目線が下を向くそうです。
それに悲しいことや苦しいことが加われば、うつむいてしまいます。
そんな時に空を見上げると、その広大さに一時的に悩みを忘れたり、
自分の悩みが小さく感じられて前向きな気持ちになれたりします。
青空は空の広さもですが『青』という色にも神経を落ち着かせるという効果があるそうです。
上を向くという動作も前かがみの姿勢を伸ばし呼吸を深くするので、
深呼吸をしたような状態になり頭がスッキリします。
空を見上げることはお金も道具も必要なく、見上げるだけでストレスが軽減できる手軽な方法でありながら、自然の中に自分を置いて『自分もこの美しい自然の一部なんだ』と思える、『自分に自信が持てる最高の癒し方法』だと思います。
流れる雲を眺める
空にはいろいろな形の雲が浮かんでいます。
雲は風に流されて常に形を変えていき、二度と同じ形にはなりません。
よくわからないけどおもしろい形になったり、不思議な形になったり、何かに似ている形になったり、弱々しく今にも消えそうだったり、力強い形だったり。
一瞬一瞬に命があるように感じます。
雲の形から連想ゲームをしてみたり、神秘的な形の雲に願掛けをしてみたり、流動的な雲の動きと人生を重ねて物思いにふけってみたり。
過ぎた時間は戻らないのだと目で感じると、切ない気持ちにもなりますが、
『今』という時間を大切にしようと、新たに前向きな気持ちに切り替えることができそうです。
まとめ
筆者は気分が落ち込んだ時に、雲がよく見えるお気に入りの場所に行って雲を眺め、
流れる雲に心を癒してもらっています。
今はスマホのカメラ機能で簡単に写真が撮れるので、気に入った雲の写真を撮ったりもしています。
空にはいろいろな表情があって、青空だけではなく曇りの日も雨の日もあります。
朝焼け 青空 夕焼け 夜空…一日で考えてもこんなに色を変え、光の差し込み具合も変わります。
当たり前として流すと何の感情も湧きませんが、よく考えるとすごく神秘的で芸術的だと思います。
街の灯りで夜空の星が見えにくくなっていますが、そんな中でも知っている星座を見つけると童心に返ったような懐かしい気持ちになったり、朝焼けや夕焼けなどの赤を多く含んだ空は単純にその美しさに圧倒されます。
曇りの日は夏だと眩しくなくて嬉しいです。
雨の日の外出は少し億劫ですが、窓の外の雨を眺めていると心の中の悪いモノを洗い流してくれているように感じます。
今日がどんな表情の空でも、一度騙されたと思って空を見上げてみませんか?
大きな空が、あなたに癒しの魔法をかけてくれるはずです。
文章:天蔵