よほどのことがない限り、僕は酒を飲まないのですが、どうしても欲しい時ってのがあります(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。
よく寝たなあ? と思っても、スマートバンドの睡眠スコア計測だと悪い数値が出るのが不思議な今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の記事は、「地元のパワースポットへ!」とかいった話です。
そうそう遠出はできない
さて。最近、躍起になって神社巡りをしている僕氏ですが。
日々の仕事と、何より予算の都合があるため、好きな時に遠出はできません。
行きたい神社は、まだまだあるんですよ。
ただ、例えば岡山とか、先日の島根あたりになって来ると、やはり日帰りでは難しい所があります。
そんな折、大阪市内に、かなり強めのパワースポットがあると知りました。
その名は、「サムハラ神社」。
調べた限り、僕の自宅から1時間15分ほどで行ける。
さらに、そのサムハラ神社、御祭神がすごい。
天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)
高皇産霊大神(たかみむすびのおおかみ)
神皇産霊大神(かみむすびのおおかみ)
の、三柱の神々。
どういう神様か? と申しますと、「天之御中主大神」は、宇宙を創った神。
「高皇産霊大神」と「神皇産霊大神」は、天と地を創った神々。
三柱併せて、「造化三神」と言うそうです。
スゲエですよね。宇宙創造、天地開闢の神々ですよ?
天照大御神よりも上の、神様の中の神様と言ってもいい。
サムハラ神社は、この「造化三神」をお祀りしているところ。
聞いた話じゃ、造化三神を揃ってお祀りしている神社って、少ないそうです。
もっとも、先日参拝した、出雲大社の近くにあった、「命主社」も、神皇産霊大神(神産巣日大神)を祀っているところでしたが。
いずれにせよ、「造化三神揃ってが御祭神」なのは、やはり珍しいようです。
(調べた限り、東京にある「東京大神宮」も、そうらしいです)
場所はどこなの?
で、ですね。サムハラ神社は、大阪のオフィス街の中にあります。
地元民でないと分からないとは思うのですが、大阪メトロ中央線の「阿波座」駅から徒歩5分ほど。
つうか、阿波座駅の出口(改札)近くの壁に、「サムハラ神社への行き方」の掲示がありました。
オフィスビルが立ち並ぶところに、突如出現する神社。
なかなかに異質です。
鳥居の写真なのですが、「サムハラ」とはどういう字を書くのか、読めませんよね?
こちらが、神社の右手にある石碑。
こう書かれています。
常用漢字ではなく、「神の文字」と呼ばれており、「サムハラ」という言霊自体に、厄除けの力があるとのこと。
鳥居をくぐったのですが……何か、「前」と「後」では、空気感が違う。
伊勢の神宮で、近しい感覚がありました。
あくまでも個人の解釈なのですが。
祀られている神様と、自分との波長。ないしは、参拝客(≒邪念)の多さが関係しているのかな? と思います。
こちらが本殿。お社自体は大変小規模ですから、参拝自体はすぐに終わりました。
しかし、なんせ宇宙の創造神が相手です。
個人的な願いはオマケ程度にして、「今、ここにいる」ことへの感謝を祈っておきました。
その後、社務所で御朱印を頂き、硬貨の形をした「銭形肌守」も授与していただきました。
これは、帰宅後に撮った写真です。
神社の御由緒書きや、「サムハラ」の御神徳などについて書かれた紙と共に渡されたのですが……世界平和ですよ。ラヴアンドピースですよ。スケールが違いますよ。
なお、このサムハラ神社、主なご利益は「厄除け」です。
「身を護る」ということで、戦時中は、「弾よけ」を祈願して、軍人さんの参拝が多かったそうです。
また、そのご利益との正式な関係は不明ながら。
神社のすぐ隣に、大阪府警の、機動隊の建物があったりします。
指輪型お守りの話など
サムハラ神社で有名「だった」のが、「御神環」と呼ばれる、指輪型のお守り。
ご利益がめっぽう強力という、もっぱらの評判だったそうです。
ただ、入荷日が月に一度だった上に、その当日は、早朝からすごい行列になっていたらしい。
僕も、当時の行列の写真を、検索で見てみたのですが……
神社の外まで行列が伸びており、オフィス街=車道の前、という鎮座する場所を考えると、物理的に危険です。
また、悲しいことに、転売も横行していたとのこと。
よって、現在は授与を中止しているそうです。
それから、サムハラ神社の奥の院は、岡山県津山市にあるとのこと。
ただ、バチクソに交通のアクセスが悪い。
ゆえに、「神様に呼ばれないとたどり着けない」と、ネット界隈では言われています。
僕も、いつかは行きたいとは思うのですが、まさか「今!」というわけでもないです。
位置関係を把握出来ない男
で、ですね。
大阪へ出てきたなら、もう一カ所行きたいところがある。
「難波の大社」、「いくたまさん」と地元民に親しまれている、「生國魂(いくたま)神社」。
この神社、有名らしいのですが、それまで神社に興味がなかったもんですから、全然知りませんでした。
どうでもいいのですが、「いくたま」神社、でありながら。
漢字に変換する際、「いくくにたま」と入力しないといけないのは、なんでなんだぜ?
さておき、僕は筋金入りの方向音痴です。
そりゃあもう、東西南北の概念からして希薄なぐらい。
サムハラ神社と、生國魂神社の位置関係が、まるで分からない。
そんな時の、スマホの地図アプリ。調べました。
すると、サムハラ神社からは、なんか、大阪メトロで一本らしい。
具体的には、阿波座駅から千日前線に乗って、「谷町九丁目」駅で下車し、徒歩5分。
さっそく向かいました。
やはり、ビル街を少し脇にそれるだけのところに広がる別世界。
「生國魂神社」の横には「いくたまさん」とルビが振ってあります。
普通に漢字を読んだら、「いくくにたま」、詰めても「いくにたま」なの(以下同文)
デカい、鳥居。
実は、くぐる前に一礼し忘れていたのですが、大目に見て頂きたいと思いました。
で、本殿。訪れたのが11月だったので、まだ七五三の時期でもあり、子ども連れの参拝客が多かったです。
生國魂神社の敷地は結構広く、境内には、多くの摂社があります。
全部写真を撮ったはいいのですが、長くなるので割愛しますけども……
菅原道真公を祀る、天満宮。
あるいは、住吉社や、お稲荷さん。
またあるいは、天照大御神を祀る、(遙拝所ではない)皇大神宮。
果ては、淀君と弁財天が合祀されているお社、かまどの神様、家造りの神様、浄瑠璃神社など。
一通り、手を合わせておきました。
その後、御朱印を頂き、おみくじを引いたのですが、「吉凶未だ分からず」という、なんかモヤッとした結果が。
そのおみくじは、所定の場所に結んで帰りました。
次回!
次回は、いよいよと言うべきか、玉置神社の話を書かせて頂く予定です。
11月29日に、無事に参拝してきました。
結構貴重な体験をさせて頂いたので、お楽しみに(?)
その前に、ICOCAだけで行ける範囲で、別の神社にも参拝したいのですが、それはそれで。
んじゃまた。
文章:フジカワ