出典:Photo by cozymax5454 on Foter
単気筒が良い
以前にバイクの排気量について述べたことがありましたが、今回は単気筒の良いところについて述べたいと思います。
なぜ、単気筒が良いのかというと、軽いからです。
最近「ホンダS660」について述べているテレビ番組を見ました。
その中で言っていたことは、軽いということです。
「ホンダS660」は軽自動車なので軽いのは当たり前のことですが、解説者は「スポーツカーにとっては軽いことが一番」と言っていたのです。
バイクも同じで「軽いことが一番」だと私は思うのです。
軽い方が良い
なぜ軽い方が良いのか?...簡単に説明したいと思います。
例えば1kgの玉と2kgの玉があったとします。
二つの玉を直線的に転がしたときに、転がっている玉の方向を変えるのに横から力を加えたとしたら、
1kgの玉と2kgの玉のどちらが大きい力を必要とするかは、直ぐに分かると思います。
当然2kgの玉の方が1kgの玉の方より大きな力を必要としますよね。
車やバイクもカーブを曲がるときは軽い方がより曲がりやすい分けです。
重さの違い
例えばカワサキのバイクで単気筒の「Ninja250SL」と2気筒の「Ninja250」の総重量を比較すると、149kgと166kgで単気筒の方が17kg軽いのです。
17kgですから約1割程度の違いがある分けです。
この重量の違いを大きいと思うか小さいと思うかなのですが、私は大きな違いだと思うのです。
軽い方が初心者に向いている
バイクには転倒が付きものです。
私も最初のころは良く転倒しました。
特に高校生のときに乗っていた125ccのバイクは何度も何度も転倒しました。
しかし壊れたのはブレーキレバーとクラッチレバーが折れたくらいでした。
オフロードバイクだったので、軽く(105kg)作られていたのが影響していたのだと思うのです。
初心者のときは誰でも転倒を経験すると思います。
転倒時のダメージが少ないと思える、軽い単気筒バイクは初心者に向いているのではないかと思うのです。
初心者のときに限界を知る
私は125ccのバイクのときに何度も何度も転倒した結果、その後に10台ほどのバイクを乗り継ぎましたが、転倒したのは数えるほどでした。
私の経験から、初心者のころに多く転倒して、「これくらいが限界」でこれ以上スピードを出すと危ないと、スピードの限界を知ることが大切だと思うのです。
好きなバイクに乗るのが癒しになるが...
好きなバイクに乗るのが一番癒しになると思いますが、初心者だと転倒して壊してしまうかも知れません。
私の経験では、カウル付きのバイクで転倒したときに、アッパーカウルだけで3万円の出費をしました。
アンダーカウルは交換せず傷ついたままにしておきました。
両方を交換すると6万円ほどの出費になったと思います。
カウル付きのバイクは転倒すると修理に高くつきます。
なので、最初は安く購入できる125ccバイクで十分な練習をしていた方が良いと思うのです。
好きなバイクは見ているだけでも癒しになりますよね!
そのためにも転倒しないように十分な練習をしておいた方が良いと思いませんか?...
文章:エムユー