ストレスというのは、体の各臓器をコントロールしている自律神経が乱れることで起こってしまいます。
自律神経には、活動しているときに活発になる「交感神経」と、 リラックスしているときに活発になる「副交感神経」の二種類があり、これらのバランスが崩れることで心身に支障をきたします。
そこで今回は、自律神経を整えてくれる「癒しの食べ物」をいくつか紹介していきたいと思います。
トマト
トマトには自律神経を整える「GABA(ギャバ)」という成分が含まれているのですが、このギャバが不足してしまうと交感神経が優位になり、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
特に40代頃から脳内のギャバ量が急激に減ってしまうので、1日1個はトマトを食べるのがオススメです。
バナナ
バナナには幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを脳内で作り出す「トリプトファン」という物質が含まれています。
セロトニンは気持ちをリラックスさせ、自律神経を整える働きをするので、バナナと同じくトリプトファンが含まれている牛乳やヨーグルトと合わせて取ると、より効果的です。
ただし、バナナは他のフルーツより糖質が高いので、食べすぎには注意しましょう。
いわし
いわしには自律神経の主成分であるビタミンb12を含め、自律神経を整える上で欠かせないビタミンb群が含まれています。
ビタミンEを豊富に含むナッツと一緒に摂取したり、ビタミンCを含む青じそやレモンと合わせて摂取することで、自律神経がコントロールされ、ストレス対策に効果を発揮します。
自律神経を整える食べ物には他にも、乳製品(トリプトファン)、大豆製品(トリプトファン)、さつまいも(ビタミンb6)、くるみ・脂の多い魚・貝類(オメガ3脂肪酸)など、沢山ありますので、色んな食べ物をバランス良く食べて自律神経を整えていきたいですね。
文章:184太郎